ザバーン®防草シートは、米国デュポン社が開発したポリプロピレン製の特殊不織布です。太い繊維を用いているため強度も十分です。 さらに優れた親水性と耐候性をもたせることにより、雨水や液体肥料を通しやすく、公園や高速道路などでの雑草の成長を抑制するシートとして最適の不織布です。
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ザバーン防草シート スペック
ザバーン防草シート 仕様
商品名 | 厚さ | 幅 | 長さ | 重さ | 耐用年数 (曝露) |
耐用年数 (砂利下) |
---|---|---|---|---|---|---|
ザバーン350G | 0.8mm | 1m | 30m | 10.5kg | 10~15年以上 | 半永久 |
2m | 30m | 21kg | ||||
ザバーン240G | 0.64mm | 1m | 30m | 7.5kg | 7~13年 | 半永久 |
2m | 30m | 15kg | ||||
プランテックス240BB (旧ザバーン) |
0.64mm | 1m | 30m | 7.5kg | 3~5年 | 半永久 |
2m | 30m | 15kg | ||||
ザバーン136G | 0.4mm | 1m | 50m | 7kg | 砂利下のみ | 半永久 |
2m | 50m | 14kg | ||||
プランテックス125BB (旧ザバーン) |
0.4mm | 1m | 50m | 6.5kg | 砂利下のみ | 半永久 |
2m | 50m | 13kg |
※耐用年数は劣化加速試験データならびに経験値に基づくものであり、保証値ではありません。
※商品名のG,BBはシートの色を表します。 G:グリーン BB:ブラック/ブラウン
ザバーン防草シートはこのようなロール状に梱包された状態でお届け致します。
長く使うなら、超強力タイプ「ザバーン®350」がオススメです!
耐用年数がさらにアップ!
「ザバーン®350」は、15年相当劣化で「ザバーン®240」の初期値同等の性能を維持できるため、長期間の曝露状態でのご利用が想定される現場に最適な商品です。
砂利を敷けない法面でのご利用や、長期間品質を維持したいお客様におすすめいたします。
また、度重なる品質改良により「ザバーン®240G(グリーン)」は紫外線への耐久性が更に向上しています。
→ザバーン®350 商品一覧を見る
ザバーン防草シートの特徴
ザバーンとは
ザバーンは米国デュポン社が開発した、ポリプロピレン製の特殊不織布です。太い繊維を用いているため強度も十分です。
さらに優れた親水性と耐候性をもたせることにより、雨水や液体肥料を通しやすく、公園や高速道路などでの雑草の成長を抑制するシートとして最適の不織布です。
ザバーンはとても強い
ザバーンは特殊加工した極太繊維を交点で熱融着しており、抜群の強度と寸法安定性を有します。
これにより、シートは薄く施工性を維持し、強い雑草の突き抜けを許しません。
特に「ザバーン350G」と「ザバーン240G」は長期に渡る曝露使用を想定し、紫外線への耐久性を高める特殊配合により更に耐候性を高めております。
素材はポリプロピレンで水分(湿気・雨等)、酸、アルカリに耐性があり、生物分解・加水分解の心配も無いため、砂利の下地や土中での使用でも全く問題ありません。
雑草の抑制効果
各繊維を1本1本熱融着していることから、繊維と繊維の間が拡がり難く、強い雑草でも貫通出来ません。 特に「ザバーン350」と「ザバーン240」は、イネ科、スギナ、チガヤ、ヨシ、ハマスゲなどの貫通力の高い雑草でも対応します。
<約1年経過例>ザバーン240G シート下の雑草は枯れているが土は良い状態 |
<笹の抑制例>ザバーン240G 笹によるシートの貫通はなく下の笹は枯れて抑制されてます |
<スギナの抑制例>ザバーン240G スギナによるシートの貫通は見られません |
<沼地帯のヨシの群生の抑制例>ザバーン240G |
抜群の透水性
一般的な防草シートは透水性が悪く植物の成長を阻害しますが、ザバーン防草シートは抜群の透水性で水と空気を良く通すため土壌や環境に影響を与えません。 また、薄い構造であることから目詰まりしにくく、その特長を活かし水はけの悪い場所に暗渠排水用のフィルターとしてお使いいただくこともできます。
砂利の沈下防止効果
雨、融雪、霜柱、歩行などによりいつでの間にか砂利は沈下します。 ザバーン防草シートを敷くだけで、砂利の沈下を防ぎ、砂利の補充が不要になります。 また、高い強度と弾性率を兼ね備えており、長期間による砂利沈下や路盤の変形、わだちを防止します。
高い施工性≒施工精度向上、施工費削減
シートのロール直径が細く軽量なため、施工性に優れています。また、不織布なのでカットした切り口がほつれません。 (シート面に繊維の毛羽立ちが出ることがありますが、製品特性上の現象で品質上問題はございません)
加水分解
水にさらせれ続けることで劣化する現象を加水分解といいます。 ポリエステル製と違い、ポリプロピレン製のザバーンは加水分解されません。 また、ポリプロピレンの特徴として、酸性・アルカリ性に強い性質をもっています。
ポリプロピレン(ザバーン) | ポリエステル | |
---|---|---|
構成元素 | 炭素(C)、水素(H) | 炭素(C)、水素(H)、酸素(O) |
融点 | 168℃ | 264℃ |
耐アルカリ性強い |
弱い(加水分解されやすい) |
|
耐酸性 | 強い | 弱い(加水分解されやすい) |
施工用途
防草シートを選ぶポイント
最適な防草シート選び
雑草で最も強力なタイプは、地下茎植物(チガヤ、スギナ、ヨシ)で、除草剤による除去もままなりません。 年3回程度の散布もしくは草刈が必要です。 防草シートの選び方として一番大事な事は、防草シートの下から雑草を生やさない事(遮光率と貫通抵抗力)とシートの上に草の種が残留しない事が大切です。 その際の雑草抑制効果の目安となる試験法は貫通抵抗力です。
貫通抵抗力とは
各社とも製品により素材・構造が異なるため、施工方法による選定が必要となります。 ザバーンは貫通抵抗力が極めて高く、光が無くても繁茂する雑草(スギナ、チガヤ、アシ、ヨシ、ササ、ドクダミなど)を防ぎます。 また、砂利下で使用する場合は、貫通抵抗力が最も重要な抑制ポイントとなります。
製品比較
各社製品により、貫通抵抗力、透水性、遮光率が大きく異なります。その中でも、ザバーン350とザバーン240の貫通抵抗力が特に優れています。
※貫通抵抗力
JIS-L1096破裂強さB法に準拠。但し先端はJIS-P8134衝撃あな開け強さ試験で使用される状の治具を使用しています。
(数値は測定値もしくはカタログ値であり、保証値でありません。)
ザバーン防草シート 施工について
1.施工する場所の雑草をキレイに 取り除き整地します。 |
2.シートが地表に密着するよう 仮置きします。 |
3.止めピンとワッシャーを使って シートを固定します。 |
4.必要に応じて接続テープで シート端部を接着します。 |
5.施工完了です。 |
除草と整地
事前に雑草を取り除き、整地を行ってください。突き抜けの強い雑草に関しては、できるだけ根まで取り除くことをオススメします。また、敷設面に石や茎などの硬い異物があると防草シートが破損する恐れがありますので、事前にしっかりと取り除きできるだけ平らになるよう整地すると、防草シートを敷きやすくなりキレイな仕上がりとなります。
防草シートの重ね
防草シートを重ねる場合、シート同士の重ねは100mm(10cm)とるようにしてください。防草効果を高めるためには、防草シートの隙間を減らすことが重要となるので、シート重ねに余裕を持たせてしっかりとピン止めやテープ処理をすることが重要となります。
施工手順 動画
防草シートの施工は、端部処理が重要!
防草シートの施工には、端部処理を行う事が重要です。シートの重なり部分やシート外周部分の端部処理をしないと、そこから雑草が生えてしまう要因となります。
そこでザバーンの素材であるポリプロピレン用に作られた粘着力の高い「ザバーン接続テープ」や「専用ボンド」を使用することで、防草シート端部の風による影響や隙間からの雑草を防止し、防草効果をより長期間持続することができます。
また、施工時のテープ破損やピンの打ち損じによる穴の補修などにも「ザバーン接続テープ」をご活用いただくことで、より確実な施工を行うことができます。
→接続テープ・ボンド 商品一覧を見る
固定ピンの打ち方(拾い出し例)
【ご注意】
下記はあくまでもピンの拾い出し参考例となり、施工を保証するものではありません。ピンの長さや打ち込み本数は、土壌の硬さ・風が強い場所など様々な環境に左右されますので、各施工現場にあわせた材料の選定を必ず行ってください。